週刊オルガンヴィトー
毎週水曜日発行  2011年6月13日初号発行[9月14日(水)14号より、月曜日から水曜日に変更しました]

週刊オルガンヴィトーが復活しました。今後とも宜しくお願いいたします。
週刊オルガンヴィトーとはオルガンヴィトーの劇団員によるページです。「表現者」としての修行の一環として、感じたことを何でもいいから書き記すことにより、自分の想い、考えを具体化するといった趣旨のもとに始まったものです。

バックナンバー
■2011年■ | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

2012年 1月25日(水)(33号)[26(木)Rev.2]  

 
 

「幻探偵 完結編 縄文怨霊船」  ロキ不二稿(ろき ふじわら)
去年の三月に打つはずだった幻探偵シリーズ完結編
大嵐の中、有明海を漂流する怨霊船に呑みこまれた人々、
物語は小碓尊と大碓尊の兄弟の確執から熊襲征伐の古代有明海へ
やがて、怨霊の正体を追ってさらなる時を遡り
縄文後期の神武東征大殺戮、東日本と大和の、長髄彦と伊波礼毘古命の因縁に辿り着く


地震と嵐に始まるこの「縄文怨霊船」
天孫降臨をうたい侵略する大和と蝦夷と呼ばれ虐げられ続ける縄文の人々の争いの物語

翌日の初日を前に、追い詰められながらゲネプロをやっていた三月十一日
激しい揺れに芝居小屋から飛び出した

現実と思えない津波の映像を余震に脅えながら皆で食い入るように、ただ見つめていた

そのうち、連絡の取れなくなっていた劇団員の幼い息子ミキ坊が、
学校から歩いて歩いてパニックの街中を独りで帰ってきた 辿り着いた途端に泣きだした 
「偉いな、よくここに来たな、もう大丈夫」と励ましたが
涙の出そうな自分に何かムカつきギリギリ歯を食い縛って、息子を探し回っている劇団員に連絡した

恐ろしい津波、水、水、水が人を呑みこんでゆく目の前の現実
ああ、この水芝居は打てない 打ってはいけない 打っている場合じゃない

あれから一年、
ほとんど復興は進んでいない

けれど、この夏、この作品をやろうと思う
地震と嵐に始まるこの「縄文怨霊船」
天孫降臨をうたい侵略する大和と蝦夷と呼ばれ虐げられ続ける縄文の人々の争いの物語

古代に始まった因縁は今も続いている


あまりに壮大で書き込みきれていないこの作品
この夏に向かって検証し練り上げて書きこんでゆこう
きっと八月前後、上演すると覚悟して
必ずや心揺るがす作品に仕上げて
観に来てもらうのだ
ああそして、東北のどこかでさえやりたいと願って


「一月二十六日木曜 追文」

昨日、上記のものを書いて 自分の浅はかさをまた思い知った
津波に呑まれた人々の恐怖や無念さのその重さに鈍感すぎだ
「恐ろしかった・・」と涙ぐんで身体を震わすあのお爺さんを画面で見た時の
あの、本当に人が脅えている姿を見た異様な驚きと悲しみを
フジワラは分かって、その東北でさえもやりたいと言うのか
自分なぞは、動物虐待のニュースどころか動物の出る映画さえ見ることも出来ないくせに
他人の苦しみにはあまりに鈍感だ
どこまで愚かで思慮に欠けた大間抜け者なのか

この間抜け者はしかし
鬼と土蜘蛛と蝦夷と呼ばれ征伐され、虐げられ続けた先住民族縄文の人々の
誇り高き魂の物語を描きたいと念じているのだ


津波に呑まれた人々に刻まれた苦しみは生きている限り終わることはない
フジワラの水芝居は東北でやってはならぬものだ
そして東北にはフジワラの芝居は必要無いものなのかもしれない
このヤマトの中心に群がる者たちに見せるべきものなのかもしれない
覇者の日本史に隠された陰惨な犠牲の物語を

「所信」  高橋 茶太朗(たかはし ちゃたろう)
「・・・・・・死ぬか生きるか、命のやりとりをする様な維新の志士の如き烈しい精神で文学をやって見たい」
(鈴木三重吉宛書簡)
夏目漱石の「こころ」のあとがきに載っていたものです。
以前読んで以来、私もそういう高い志を持って演劇に取り組みたいと思ったのですが、そういう心構えにはまだまだ程遠いです。
いや、程遠いどころか全く近づけてすらいません。 云うは易しですが、有言実行、志を高く持っていこうと、決意新たに演劇に取り組んでいこうと思います。

「唐揚げ屋さん」  塔嶌 昭三(とうじま しょうぞう)
最近、街を歩いていると流行っているのか、鶏の唐揚げの専門店をやたらたくさん見かける。
渋谷なんかでも食べ歩きしてファストフードのようだ。
近所の駅前にも出来て、改札を出ると早速スパイシーな香りがして食欲をそそられる。
しかし!、それは最初だけ。
毎回、その匂いをかがされるとウンザリ、食べる前から飽きてしまう。
結構離れていても、わかる匂いで段々迷惑な感じまでしてきた。
昔、通りにクレープ屋さんがあった時もそばを通ると頭がクラクラした事の再来だ。
いつまでブームなものか、誰か何とかしてー!

「フェイス・ブック」  水口 真光(みずぐち まさみつ)
知人の紹介でフェイス・ブックに登録していたら、昨年暮れから立て続けに中学時代の同級生、地元の友達何人かから連絡があった。僕は地元、千葉の柏の友達の殆どとはもう十年以上連絡を取り合っておらず、それぞれどこで何をしているか等まったく知らなかったので、連絡があった時は本当に驚いた。

久々に話しを聞くと、けっこうみんな地元柏から離れず仕事をし、既に子供がいたり独身を満喫していたりと、それぞれ様々なようだった。僕は当時彼等と付き合いがあった頃、下の名前で呼ばれていたので「真光は今何してんの?」などと言われ、「東京で演劇、芝居に関わってるよ。まあ食ってく為にそれとは別に仕事もしてるけど」などと答えた。「時間あったら今度みんなで飲もうぜ!スゲー楽しみにしてっから」などとも言われ、僕は「おお飲もうぜ、俺も楽しみにしてるよ!」なんて答えつつ、じっさい内心は少し不安だったりしてしまう。う~ん、何が不安なのだろう?きっと、いまだに手探りで生きている自分が恥ずかしいのかもしれない。

「そういや真光、中学ん時便所から飛び降りて骨折ったよな」とか、「俺が童貞捨てたのは真光が住んでたアパートだったんだよな」なんて彼等は言うけれど、みんなすっかり大人になっていて、な~んか自分だけ子供のまんま取り残されている気がしてしまう。

でも十五年ぶりくらいに彼等と会って話すのは過去、現在、未来と時間軸を繋げて今後の自分の人生を見据えるいい機会かもしれない。何を求めて苛立っていたのか、何に挫折して逃げてきたのか、これから自分はどうありたいのか、陳腐なプライドに震える自意識を抑えつつきちんと向き合うのだ。

まあ、そんな堅苦しく考えずとも、気楽にあいつらとまた会えばいいのかな。来月、時間つくるから飲もうぜ。できたら柏じゃなくてこっちに近いほうがいいな。ほんとスッゲー超久々だし、俺も楽しみにしてっからさ。
img01 img02

「痛気持ち良い」  梅田 喬(うめだ たかし)
空手や杖の稽古をしていると、
軽い打撲をしたり、痣ができます。
痛みも伴うので嫌になるかと思いきや…
この痛みが、生きてるって実感させてくれて何か楽しいです。
そんなにMっ気はなかったと思いますが、
この痛みに耐えながら強くなっていくのが武道やってるって感じがします。
これで強くならなくていいと思ってたら、Mっ気あるんでしょうね。
叩かれるのが快感という訳ではないので…ええ。

「言葉の壁」  黒木 翔(くろき しょう)
ものすごく海外に行きたい。
言葉の通じない国で身体と少しの言葉でどれだけのものを伝える事
が出来るのか。
今年の9月辺りに行きたい。
インドか東南アジア辺りがいいな。
2月の頭辺りから何となく形を創っていきたい。
ふんわり落ちてくる雪を見ながら半年後をイメージして
この気持ちを忘れないでおこうと思う今日この頃。 img01

 
 
 
 

■編集後記■[高橋茶太朗]
◆26日(木)不二稿京の記事の追文を追加
◆偏西風が運んでくる寒気とブロッキング高気圧の影響で、来月ぐらいまでは、日本列島はずっと寒いようです。皆様、お身体お気をつけ下さい。
◆近々ホームページをリニューアルする予定です。
◆このコーナーに対するご意見、ご要望、苦情などはこちらから。   クリック   するとメールソフトが起動します。

 
 

2012年 1月18日(水)(32号) [19日(木)Rev.2]  

 
 

「地方公演したい」  ロキ不二稿(ろき ふじわら)
足が痛いよぉ、と同居人の二人に甘えてマッサージ三昧してもろうて、
いかん、すっかり眠り込んで、週刊の締切りに間に合わんだった。
座長がこれじゃあいかんのう・・・。

そんな頼りない座長は
水芝居を地方公演したいと願望している。
名古屋はなんとか受け入れ先がありそうだ、
大阪でもやりたいのう。
岩手や青森でもやりたいのう。
北海道でだってやりたいのう。
絶対、西の人も喜んでくれる、
いやいや東北だって喜んでくれるに決まっている。

水を溜めるプールを簡単便利に特設する準備は計画が出来ておる。
多少の水漏れにはパンチの敷き込みやらで対応出来るはずじゃ。
空間も狭くて全然大丈夫、給水と排水さえ出来れば。
寝るのは雑魚寝で客席ってので十分すぎる我々。

どなたか、ここどうじゃ、みたいな場所があったら
ぜひとも教えてほしい~~~

「ヒヨドリちゃん」  高橋 茶太朗(たかはし ちゃたろう)
14日(土)にヒヨドリがやってきました。京さんが仕事先で怪我をして飛べなくなっていたのを、保護したそうです。翼(人間の手だとすると肩辺り)から血が滲んでます。
鳥は全然詳しくないので種類が分からず、インターネットで調べようとしたけれど、これにも似てるけど、こっちにも似てるし・・・、といった具合で、似た鳥がなかなか見つかりませんでした。色々探すうち、イラストで野鳥を紹介しているページがあり、やっと発見! ヒヨドリでした(多分)。イラストは特徴をデフォルメしてあるので、写真より分かりやすかったです。
目の横の茶色と云いましょうかオレンジ色と云いましょうか、それが特徴的で、全体的にグレーといった印象。よく見ると、目と嘴の間に長いまつ毛のようなのが生えており、可愛いです。
猫のケージに止まり木を付けようと、止まり木といっても、適当な木がなかったので、そこは劇団の強み? ノコギリの柄なら何本かあり、何となくいい感じだったので、ケージに装着。気に入ったかどうかは分かりませんが、一応、とまってくれました。
何を食べるかわからなかったので、取り敢えずは、鳥のエサとパンを入れておいたのですが、ヒヨドリと分かり調べると、甘いものが好きなよう、花の蜜とか果物とか。
自分じゃ滅多に果物は買いませんが、イチゴを購入。ちゃんと食べてくれました。みかんも好物のようで、ペロっと食べます。
病院に連れて行こうにも、休診やら、野鳥はダメやら、そうとう先まで予約いっぱいやらで、やっとのことで、16日(月)に病院へ連れて行けました。やはり骨折しておりました、しかも相当強くどこかで打ったようで、治るかどうか分からないとのこと。
もう少し小さい鳥だと大丈夫かもしれないが、これくらいの大きさの鳥だとくっついても、羽ばたいた衝撃で、また折れる可能性があるとのことでした。一応固定してもらい、来週また病院です。
ヒヨドリと云えば、以前、NHKの動物番組で、ヒヨドリが大群で、北海道から越冬するため、津軽海峡を越え本州に渡る姿が紹介されていました。待ち構えるハヤブサの攻撃をかわすため、津軽の荒波すれすれに飛行したりと、それは大変な運動神経です。
あんな姿を見たら、小さなケージで暮らすのは可哀相、飛べるようになって、野生に戻って欲しいです。

「お笑い係」  塔嶌 昭三(とうじま しょうぞう)
小学校の時、体育係や飼育係、保健係などのクラスの係がいろいろありましたが、
幹生のクラスには「お笑い係」というのがあります。
仕事としては、皆に笑いを届けクラスを明るくするのだそうです。
前に学校公開週間(参観日みたいなもの)の時、帰りの学活で先生が「何か連絡がある人?」と聞いたら、「お笑い係から新ネタがあります。」と言っていきなり、お笑いライヴが始まったのにはビックリした。
時代と共に係も様変わりするもんですね。

「レッツゴー、オープンマイク!」  水口 真光(みずぐち まさみつ)
先週の土曜日、青の奇跡で元CCB関口誠人さん主催の「オープンマイク」というイベントがあり、僕もドサクサに紛れてちゃっかりベースを弾きました。
なんていうかこのイベント、出演する人達がそれぞれやりたいことをやりたいようにやっている、そんな感じの雰囲気で、僕は何度か観ているうちに目からウロコ、「ああ、そうか」ってそんな風に思ったのだ。いや、どんな風かっていうと、技術的に及ばない部分があっても演じてる側にちゃんとイメージがあって観ているこっち側がそれをキャッチできれば、けっこう面白い表現になるんだなって、そう思ったのだ。
たとえばヤザワでもナガブチでもオザキでも、とにかくすごい大好きな誰かがいて、演じるその人がその大好きっぷりを思いっきり表していれば、それはそれで面白い表現になったりもするのだ。好みはあるだろうし、ましてや「商品」になんてとてもならないだろうけど、いい意味でのアマチュア精神、真似や憧れから始まる表現の本質が垣間見えたりする瞬間があるように思えた。
元ブルーハーツ、現クロマニヨンズの甲本ヒロトが最近雑誌のインタビューで言っていた。自分達のバンドは、ロックンロールが大好きでたまらない人間が集まってやっている「ロックンロール同好会」なんだって。あんなにオリジナリティ溢れる音楽をやっている人が言う、そんな言葉だからこそ、僕はなんか感じ入っちゃうし、頭がビリビリッときて納得してしまう。
パンクロックをやっている人達がよく使う「初期衝動」って言葉がある。それは、初めて求めていた音楽を聴いたりギターを弾いた時の感動、衝動こそが一番大事っていう、そんな感じの意味だけれど、僕は歳を重ねるうち「そんなもん、無理じゃん!」なんて思っていた。でも、ちがう。きっとそれは自分に正直であり続けること、横道にそれず、周囲の常識や偏見といった同調圧力に振り回されず、まっすぐに好きなものをやりたいように表現し続けるという、そういうことなのだ。
きまりきった「カタチ」にこだわっちゃあ、つまらない。でも、ひとつの「カタチ」にしないと、人には何も伝わらない。学ぶことはいくらでもある。っていうか僕は歳をとるごとにバカになっている自分に気づいて、懲りずにまた始める、みたいなそんな感じの繰り返しだろうか。
とにかく、次回もまた「オープンマイク」で、ちゃっかりドサクサに紛れて何かをやろう。次回はいっそ「スターリン」とか「アナーキー」とかコテコテの泥臭い日本のパンクをやろうかな。「鉄男」とか「爆裂都市」とかそんな映画を観たりして、十代の頃の気分を思い出し気合いを入れて。とにかく色んな空想をし、それを現実にぶつけて叩きつけて、想い描いたことが無残に粉々に砕け散って、砕け散った心のカケラを拾ってそこからまた始めるのだ。いつだってその繰り返し、少なくとも僕にとっては。
img01 img02

「空手・能・居合、杖」  梅田 喬(うめだ たかし)
↑今習っているお稽古事です。

オルガンヴィトーに入ってから始めたので

どれもまだ日は浅いですが、こつこつと励んでいます。

技術を習得するのは簡単ではありませんね、毎回壁にぶつかる思いです。

ジャンルは違えど、共通することもあります。

技術意外に、自己鍛錬・精神修行という面があり、

どうしても近道をしたがる自身の性格を改めるのに一役かっております。

今はタダ、地道に教えていただいたことを吸収するのみです。

一年後には上達したと感じることが出来ますように…。

「」  黒木 翔(くろき しょう)

 
 
 
 

■編集後記■[高橋茶太朗]
◆19日(木)不二稿京の記事追加
◆更新若干遅れました(気が付くと、寝てました)。すみません。
◆このコーナーに対するご意見、ご要望、苦情などはこちらから。   クリック   するとメールソフトが起動します。

 
 

2012年 1月11日(水)(31号)

 
 

「芸能界」  ロキ不二稿(ろき ふじわら)
あやしい、やましい、暗い、歪んだ、ゲスな、って印象拭えない 芸能界
金と名前に群がる卑しい人々ってな感じか
しかし そう腐って膿んだものばかりじゃないと思いたい
優れた作品だって生まれてくることもあるし
ことに今やっている朝ドラなんか、凄い面白いし。
NHKのここのところの脱皮の仕方は目を見張るものがある。
うちの役者も朝ドラに出してやりたい。大河もな。
そういや、昔、うちの看板役者が大河のレギュラーだったことがある。
けど、事務所的動きの悪さで、後押ししてやれなかった。
昨日、知人の芸能事務所に茶太朗と梅ちゃんを連れて行った。
二人を面倒みてもらうことをお願いして参った。
社長さんは空手の先輩でもあり、信頼のおける男気のある姉貴分だ。
よっしゃあ、芸能界の悪にまみれることなんかなく!頑張れよ!
さてさて早速、来週から某国営放送局のプロデューサーの演技レッスンだと。
しっかりやってくれるかのう。
ああ、好奇心!わてもついでにのぞきにゆくばいっ。

「脱臼と超便秘」  高橋 茶太朗(たかはし ちゃたろう)
私ではなく、猫のことです。

元旦の夜、かなちゃんが左後足を脱臼した。
かなちゃんはキジトラ、たれ目でいつも泣きッ面をしているように見える女の子です。
仔猫で保護した時も、どこか高いところから落ちたのか、1度脱臼している。病院に連れて行ったのだが、連れて行く最中に、はまってしまったらしく、先生に診てもらう時にはもう普通にしていた。念のためレントゲンをとった所、その左後足は野良時代に骨折した跡があるとのことだった。かなちゃんは左後足がウィークポイントなのだ。
また勝手にはまるかなと安易に思っていたのだが、2日になっても治らず、正月早々病院へ連れて行くことに。
通常は外れた関節を戻すだけで治るのだが、かなちゃんの場合、入れてもまたすぐ外れるので、しばらく安静に、とのこと。
1日安静の後、本人が出せ出せと騒ぐので外に出しましたが、今のところ経過順調のようです。

かなちゃんのこともあったのだが、くろちゃんも年末からだんだん痩せてきて、お腹はすごく大きいのに、背骨が浮き出てガリガリの状態になったので、かなちゃん共々慌てて病院へ。
くろちゃんはずっと野良生活をしていたのが、いつもごはんをあげていた人が引っ越すというので、ウチで引きとったオスの大きな成猫。野良というにはあまりに人なつっこいので、きっと飼い猫だったに違いない。
7キロばかりあった体重が4キロ程にまで激減、可哀相な事に。 原因は超便秘、糞づまりで食べることができなかったからでした。
あまりにも便が硬くなりすぎてて出すことができなかったのです。出してもらったウンチを見せてもらいましたが、見るからにカチカチかつ、すごい量でした。しかし、まだ一固まり残っているのが、奥の方なので、出せないとのこと。とりあえず、その固まりを割ってもらい、出やすい状態にしてもらいました。
もっと早く病院に連れていってれば、早く楽になったのに、申し訳ないことをしました。
その後、家ではウンチをし食欲も出てきましたが油断は禁物。また糞づまりになるかもしれないので、只今お腹マッサージを欠かさずやっております。
便秘あなどるなかれ!

「地震雲?」  塔嶌 昭三(とうじま しょうぞう)
1月6日の夕方に、ふと空を見上げると何やら怪しげな帯状の雲が何本も浮かんでいるではないか!
こっこれは!
いつかTVで観た大地震の一週間前に出るという地震雲にそっくりじゃないか!
たしかそのTVによると次は竜巻のような雲が出るはずである。
恐ろしやぁー。
勘違いであってくれー。
龍年に龍の雲出ないでくれー!。

「ニュースペーパー・デリバリースタッフ」  水口 真光(みずぐち まさみつ)
仕事帰り、新聞配達のバイク音が背後から聞こえ、胸が少し痛いようになった。僕は以前新聞配達員をしていた。新聞配達というのは孤独な単純労働の繰り返しだ。微かな胸の痛みは、すぐに僕を当時の記憶へと連れ去ってしまう。
今週は当時のことを思い出しながら、短い文章を創作してみようと思う。

あてにしていた夕刊の天気予報は、完全に外れてしまった。
雨は僅かに小雨が降った程度で止み本降りにまではならなかった。次第に空は刻一刻と日が沈んでいくのが感じられる程晴れ渡っていった。配達は行き交う人々や車の多さに邪魔をされ、朝刊時よりもかなり時間がかかってしまう駅前を終えてようやく住宅街の方向へと折り返したばかりだ。バイクの前篭にはまだ半分以上の新聞が残されている。欝陶しい雨から解放されたのは嬉しいが、濡れないよう保護する為すべての新聞にビニールをかけた時間が無駄になってしまったことが悔しくて、僕は損をしたような気分でもあった。ハンドルにくくりつけた腕時計を見て、すぐに出ていれば三十分は違っていた筈だと思う。やはり、天気予報よりも経験だったのだ。一部も「雨ビ」を作らないで真っ先に飛び出していったセンパイが正しかった。
「ヘイ、グッチ。またそんな神経質にならなくても、とっとと出ちまって終わらせりゃあ大丈夫なんだって。それよりも今日は巨人が優勝したらチラシの手入れが増えるから分かってるとは思うけど、アンタ、それだけは忘れちゃダメよ。お願いね、チャース」親指をぐっと持ち上げてチャースと言うセンパイは陽気で酒臭く、大体いつも酔っ払っていた。しかし誰よりも配達が早いし、頻繁に入れ代わる為つい粗雑に扱いがちな新人の面倒見もよく、その様子などは半ば周囲を呆れさせる程に熱心で、まるで学生寮の寮母のように甲斐甲斐しかった。僕は新聞販売所の同僚の中では通称「センパイ」こと佐野さんが一番好きだけれど、しかし見ていると淋しくなるからあまり長くは話したくないとも思っていた。そういえばたしかセンパイは高校時代に野球をしていて、二番バッターでショートを守っていたとも言っていた。「もちろんレギュラーだったに決まってるじゃない。背が小さかったから足で勝負してね。甲子園にこそ行けなかったけど最後の年はかなりバランスのいいチームだったと思うんだ。ていうかヘイ、グッチ。どうでもいいけどアンタ最近不着が多過ぎよね。ビシッと気を引き締めてそこんとこよろしく頼むぜ、チャース」口にしてしまった昔話が誘う感傷の酔いが照れ臭いのか、突き出してくるセンパイの手を握り返すといかにも肉体労働者らしい、固い感触がした。昔高校球児だったとか、元野球選手だったという人を見ると僕は何故か少し悲しくなることが多い。しかし、そうだ。巨人が勝ったらチラシの手入れが増えるのだった。中途半端な仮眠をとるか、もしくは勝敗が分かるまで眠らずに起きていなければならない。プロ野球の結果なんてどっちでも構わないのに、まったくいい迷惑だ。仮眠をとる為の時間を少しでも多く稼げるよう、早く配達を終わらせてしまおう。
やがて遅々として進まなかった配達もようやく大方のめどがつき始め、バイクは風を受けながら緩やかなカーブを曲がり、終盤の一角へと入る手前の坂道を越えていった。斜面の終わるその先には古びた家屋が行儀よく並んでいる様子が見えてくる。家屋の塀からは生い茂る緑が突き出ていた。一日の最後の光を受けて落とす木々の影が折り重なって溶け合い、狭い道路に柔らかな模様を作っていた。僕は、庭を突っ切った先にある玄関ポストに投函する為バイクから降り、荷台から一部新聞を抜き取って門に手をかけた。すると、ちょうどその家の子供が外に出ようとしていたところだった。子供は女の子で、好き勝手に伸びた天然のパーマ頭にヘルメットを被り、サイドミラーを付けた赤い自転車に乗っていた。一日二度新聞を入れ続けているがその子を見るのは初めてだった。彼女の姿は自然でまったく本当に子供らしく、残酷なくらい可愛いらしかった。鉢合ってしまった女の子は、細枝のような両足をぴんと張り爪先立ちで後退って、道を譲ってくれようとする。後ろを振り返りつつ、つかの間の共同作業者となった僕を見据え、無防備で屈託のない笑顔を浮かべながら。不意に遭遇したその子のあまりの子供らしさは僕には非日常的でさえあり、うまく受け止めることができなかった。無目的で一瞬の奇跡のように儚く脆く見え、庇護される存在である子供が、彼女を包む、人間の集合体である社会の存在をまた強く遠く意識させもする。躊躇する僕の感情を追い抜いて彼女は言うのだ、自然な媚を含む透き通った声で。
「どうぞ、新聞屋さん」

僕は以前「新聞屋さん」、新聞配達員だった。当時のことを思い出すと今でも少し胸が痛くなる。
img01 img02

「江ノ島にて~後編」  梅田 喬(うめだ たかし)
先日、劇団関係者で江ノ島への初詣へ行って参りました。
前編は自身のブログに書いてしまったので
よろしければそちらをご覧くださいませ…☆
梅田喬のウメブロ「江ノ島※写真多め※」

さて、本来の目的である江ノ島へようやく渡ります!
小さなボートで江の島の反対側まで向かうのです。
客船

江ノ島名物の岩場を歩いて、江ノ島の中心部へと登っていきます。
昼食はこれまた名物のしらす丼!
3月頃だと漁が解禁されて、生しらす丼が食べられるらしいです。
それもいつか食べてみたいですねー。しらす丼美味しかったです。
しらす丼

腹ごしらえの後、ようやく江ノ島の頂上部に到達し、お社にお詣り出来ました。
山登りのような道が続いたので、年明けに良い運動になりましたね。
人が小さく見えます。
山登り

その後島の周辺で新年会をし、今年の活躍を誓ったのでありました。
ちょっと寒かったけど、本当に良い天候で幸先の良いスタートでした♪

(注※今回写真を一枚も撮れなかったのでイメージ写真を使用しております。あしからず)

「翔べ翔」  黒木 翔(くろき しょう)
今年は名前の如く翔ぶべく、2日から働き、ランニングと筋トレで身体を作り、いいスタートがきれた。が、疲れが溜まったのか体調を崩してしまった。年末からの怒濤の連勤が効いたのか。また、復活しここ二日はいい状態である。 改めて皆に支えられて生きている!もうそろそろ、自分が周りの人々の生きる活力にならんとあかん。恩返しせなあかん。その為には友人が言うように活動の見える化が必至だ。 縁を大事に、結果を求め、恩返ししていく。その思いを一日一日イメージし、体現する。よろしくお願い致します。

 
 
 
 

■編集後記■[高橋茶太朗]
◆お正月明けてから、不二稿が半年振りにブログを毎日更新しております。そちらもまた見て下さい。
◆このコーナーに対するご意見、ご要望、苦情などはこちらから。   クリック   するとメールソフトが起動します。

 
 

2012年 1月 4日(水)(30号)

 
 

「イツモトチガウ正月」  ロキ不二稿(ろき ふじわら)
正月、いつもの正月は
寂しさに耐える時間
一日中独りで眺める付きっ放しのテレビ画面
贅沢三昧の正月料理を三流芸能人が食い散らす
嫌みとねたみのお笑い 最も無駄な時間
孤独が苦手の弱虫フジワラの一年で一番つらい時間

ケド今年の正月はイツモトチガウ
独りじゃないから
いつもの朝と同じに夜明け前に起きて
いつもの朝と同じにまだ暗い公園の中をゴミを拾いに歩き回る
いつもと違って、すれ違うジョギングおじさんや犬の散歩の人はいないが
いつも以上に静まり返った暗い公園は正月らしく新鮮さ
余裕じゃないか 独りじゃないからな
たくさん借りたビデオでの映画鑑賞三昧も
本気で面白がって楽しめて

あちゃあ
本当に孤独に弱いフジワラだ
独りじゃないだけで
こんなに元気に過ごして
情けない

ああ来年の正月が怖い

ところで
公園の猫が嫌われて命を脅かされるからと
毎朝、猫が汚していないか歩きまわるけど
汚しているのは人の食い散らした弁当類の残骸と
空き缶、ペットボトル、煙草の吸殻
毎朝、コンビニ袋いっぱいに人間のゴミが満載になる
猫たちなんか何にも汚しちゃいない
うんこが道に落ちてたって半年に一回くらいのもんさ
猫たちは自分のうんちくらい上手に植え込みん中に埋めれるのさ
とにかくさ
ふざけんなよ人間
じゃあさあ どこに生きればいいんだよ外猫はさあ
人の庭にも居れないし
公園にも居られないんじゃ
どこに存在するんだよ
地球は 地球はな お前らのもんじゃねえんだ糞人間ども
猫のうんこ? お前らの糞のほうが臭い

「突然の訃報」  高橋 茶太朗(たかはし ちゃたろう)
一昨日の1月2日に空手の師匠、真樹先生がお亡くなりになられました。享年71。余りに突然の訃報。
71とは思えぬ迫力、体力。その歳まで稽古を欠かさなかった賜物だろう。
同年輩の空手家の方々が稽古しなくなり、衰えていく姿を嘆いておられました。
下高井戸同好会の道場開きで、青の奇蹟までわざわざ足を運んで稽古をつけてくれたり、我々の芝居も何度も観に来ていただきました。
去年の12月の昇級審査、公演の最中だったので、受けるかどうか迷ったけれども、最後に見ていただけて良かった。そういえば、その審査会の日、たまたま審査会場近くの本部道場を通りかかったら、一人黙々と道場をランニングしていた姿が目に焼きついております。
生涯、稽古。見習います。

「新年」  塔嶌 昭三(とうじま しょうぞう)
明けましておめでとうございます。
年末から幹生が田舎に行ってしまったので、独りで過ごしています。
掃除片付けをしていると時間があっと言うまに過ぎてしまいますが、気がつくと1日全然、口をきいていなかったりします。
今年も頑張りますのでよろしくお願いします。

「新年」  水口 真光(みずぐち まさみつ)
年が明けた。不思議なもので特にそれほど正月らしいことをせずとも、空気の澄んだいつもより静かな景色の通りを歩くと、次第に真新しい一年を迎えたという気持ちになっていく。辺りがあまりに静か過ぎて少し不安になり、心の落ち着きがない自分を疎ましく思う。新しい世界に体を馴染ませるようにゆっくりと歩き、大きく息を吸って背筋を伸ばしてみる。一歩一歩足を交互に前へと出しながら、この一年をどうするかは自分次第なのだと言い聞かせるように思う。自分の人生をどう生きられるかは自分次第なのだ。
一昨年の暮れに、子供の頃親しくさせてもらっていた叔母さんを亡くし、今年は昨日、空手の真樹先生が亡くなられたという報せを聞いた。歳をとるごとに死と向き合うことが多くなり、それについて想い考えることが増えていく。出来ることは限られているかもしれないが、ひとつひとつ今の自分の限界を越えていき、精一杯生きて、精一杯人生を生きた人達に恥ずかしくないよう自分自身も生きられたらと思う。
演劇、それ以外の諸々含め、今年も更に頑張りたいと思っています。あらためまして、今年も宜しくお願い致します。
img01 img02

「充実した帰省」  梅田 喬(うめだ たかし)
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始は実家の大阪に帰りまして、家族・友人と時間を過ごしてきました。
子供が成長してたり、職が変わってたり、いろんな近況を聞け、また聞いてもらい、それぞれが自分のやることを頑張っています。

ひとつ嬉しいことがありました。
甥っ子が、「牛乳いる?」と注いでくれて、そんな優しい人間に育っていることに幸せを感じました。

負けちゃいられませんっ。
自身も今年は勝負の年です。
より沢山の人に楽しんでもらえるように役者道に精進したく思います。

努力する全ての人にとって素敵な一年になりますように☆

「明けましておめでとうございます」  黒木 翔(くろき しょう)
どうも、改めて明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

今年は更に高みを目指して、結果にこだわって戦い続けたいと思います。内容も大事ですが、やはり更なる高みを目指すには結果を出し続けることが全て。

明確にここまでいきたいと思うものを定めれば、それがほんとうに自分のしたいことで、そこに到達したいと思っていれば、それがどんなに辛く険しい道でも、乗り越えられる。

うん、乗り越えられる。

よしっ、乗り越えますか。

やってやりますか。

皆様どうぞ、よろしくお願い致します。

俺、よろしくー!

 
 
 
 

■編集後記■[高橋茶太朗]
◆新年を迎えました。皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
◆本年もオルガンヴィトーを何卒宜しくお願いいたします。
◆このコーナーに対するご意見、ご要望、苦情などはこちらから。   クリック   するとメールソフトが起動します。

 
 
 
 

このサイトはリンクフリーです。
Copyright © 2011 Organvital Co., Ltd. All rights reserved. office@organvital.com